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2024年04月26日(金曜日)

「学士課程の留学生を5%に」 筑波大 永田学長

筑波大学の永田恭介学長は4月25日の記者会見で、大学卒業資格が得られる学士過程の留学生の比率を5%に増やしたい、との考えを示しました。

大学院も含めた筑波大学の学生全体に占める留学生の割合は14%で、国公立大学では東京大学、京都大学に次いで高くなっています。留学生の割合が高いのは修士課程や博士課程の大学院生が全体を引き上げているためで、筑波大学では今後、年齢の若い学士過程の留学生の比率も高めます。海外の大学と入学時期をそろえる観点から、すでに9月入学を実施していますが、少子化の進行を背景に、留学生の受け入れにさらに力を入れるということです。

また、永田学長は今年度のテーマとして、研究分野で地域との連携に重点を置く考えを示しました。サイバー犯罪でシステム障害が起きるなど都市機能が維持できないという新たな可能性も出てきているため大学の研究をAI・人工知能やビッグデータなどで課題を克服しようというスマートシティー構想につなげたいとしています。

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