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2024年04月24日(水曜日)

古川聡宇宙飛行士 リハビリで回復へ

(写真提供:JAXA)

ISS・国際宇宙ステーションから3月に帰還した宇宙飛行士の古川聡さんが、リハビリ中のアメリカからオンライン記者会見を開き、首や股関節などの柔軟性が、一時、想像以上に落ちたことを実感したものの、体調は回復に向かっていることをアピールしました。

4月に60才になった古川さんは、2011年以来13年ぶりの宇宙滞在で、3月まで200日近くにわたり、アメリカなど他国の3人の飛行士とともに、生命科学や材料科学などの実験に従事しました。日本時間の4月24日午前に開いたオンライン会見で、古川さんは、まず、帰還直後の体調について「首、背骨、股関節の柔軟性が落ちるなど老化の加速モデルになることを想像以上に実感した」など話しました。また、3月までの宇宙滞在における13年前との違いについては、「国際協力で進む有人月探査に向けてさまざまな準備が進んでいる」と話しました。そのうえで、古川さんは、今後は、月探査のサポートをしつつ、「どの惑星にも行けるならば月から地球を見てみたい」などと夢も語りました。

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