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2024年04月23日(火曜日)
大子の耕作放棄地で生産者訪問ツアー 都内シェフと地元小学生も参加
大子町の農家、株式会社奥久慈ファームで4月22日、耕作放棄地や『食』について考えるイベントが開かれました。
このイベントは、東京都内でレストランを経営するオーナーシェフが企画したもので、生産者や若手のシェフ、それに大子町立さはら小学校の児童など合わせておよそ60人が参加しました。
大人は鍬などを使って耕作放棄地の再生作業を行い、児童たちは耕された畑に、菊に似た花を咲かせる根菜「菊芋」の種芋を植え付ける作業を行いました。
菊芋について、農場を管理する奥久慈ファームの藤田健さんが「名前は『いも』だけど、菊やひまわりの仲間だよ」と説明すると、児童たちは驚いた様子でした。
イベントを企画した、株式会社モデルノオーナーの眞中秀幸さんは、シェフと生産者の距離を近くし、素材からメニューを組み立てるきっかけになればと話していました。