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2024年04月23日(火曜日)
石岡市長選 現職の谷島洋司氏が再選
現職と新人の2人による争いとなった石岡市長選挙は、4月21日投票が行われ、現職の谷島洋司氏61歳が2回目の当選を果たしました。
石岡市長選挙の開票結果です。
▽谷島洋司 無所属 現 当選 1万6209
▽石橋保卓 無所属 新 9378
現職の谷島氏が、新人で元石岡市議会議員の石橋氏を抑え、2回目の当選を果たしました。
谷島氏は、石岡市旧八郷町出身の61才。地元の郵便局長や県議会議員1期を経て、前回・4年前の市長選挙で初当選しました。今回の選挙戦では、公立小学校と中学校の学校給食の無料化や小児救急医療費の補助拡充など1期目の実績を強調したうえで、人口減少対策や、企業誘致、魅力向上に取り組むと訴えました。
谷島氏は、21日夜、石岡市東光台の選挙事務所で祝勝会を開き、支持者など関係者による万歳三唱のあと、「これまでの石岡市はいろいろなものが先送りだった。2期目、市政の継続、政治を安定させ石岡市政を前に進める」などと決意を述べました。争点となった、石岡駅東の新しい複合文化施設の建設計画については「市民ホールが中心にした施設として、市民の一定の理解は得られた。そして、イベント広場にも民間提案の図書館と歴史館を作り、2点を回遊させて中心市街地の人の流れと経済効果を生む方向性も認めていただいた」との見解を示しました。
敗れた石橋氏は、新しい複合文化施設の建設計画の見直しや低所得者とヤングケアラーの負担軽減などを訴えましたが、及びませんでした。
投票率は、43・30%で3人による争いとなった4年前の選挙より5・97ポイント下がりました。