かすみがうらマラソン　男女とも2連覇

土浦市とかすみがうら市を周回する、「かすみがうらマラソン大会」が、4月21日行われ、男子フルマラソンは、ケニア出身で山形県米沢市の地域おこし協力隊のガンドゥ・ベンジャミン選手が、女子は埼玉県のコモディイイダ所属の松村幸栄選手が、併せて行われた「ブラインドマラソン」はB-2部門の堀越信司選手が、いずれも去年に続き優勝しました。

今回の大会には、フルと10マイル、5キロの部に、あわせて1万３千人あまりがエントリーしました。このうち、午前9時45分にスタートしたフルマラソンでは、10キロ付近で先頭が3人に絞られ、17キロ過ぎにベンジャミン選手がトップに立ちました。このあと、独走状態で追随を許さず、2時間16分19秒で優勝しました。一方、女子は、去年、大会新記録を出した松村幸栄選手が、後続に5分以上差をつける2時間42分20秒で連覇しました。また、ブラインドマラソンは、2021年の東京パラリンピックで銅メダリストの堀越信司選手が自身の持つ大会記録に迫る2時間22分19秒で3連覇しました。

マラソンコースの沿道では、地元住民が水やバナナなどを提供するエイドステーションを設けたり、太鼓や吹奏楽の演奏などで選手を迎えるなどの光景が見られました。