今年もおもてなしで　かすみがうらマラソン

4月21日は、土浦市とかすみがうら市で「かすみがうらマラソン」が開かれます。地元のグルメなどの「おもてなし」が今年も、ランナーを出迎えます。

1991年に始まった「かすみがうらマラソン」。沿道では市民が声援を送り、コースに設置された給水所では、さつまいもやれんこんといった、地元のグルメなども振る舞われます。キャッチコピーは「私は挑戦する。春のかすみがうらで」。半島状となっている、かすみがうら市の出島地区を1周する形で、およそ13000人のランナーが霞ケ浦を眺めつつ、ゴールを目指します。参加者をもてなそうという地元グルメは給水所だけでなく、ゴール地点や駅前でも楽しむことができます。

2007年に始まった東京マラソンが火付け役となった市民マラソンブームですが、コロナ禍を経て各地の大会では定員割れが目立ちます。財政難から廃止に追い込まれる大会もあります。地域の人々は「おもてなし」で魅力向上と地域活性化につなげます。