坂東パーキングエリア　4月23日オープン 「ハイウェイオアシス」も新設へ　圏央道

圏央道・首都圏中央連絡自動車道内回りの坂東パーキングエリアが4月23日、オープンします。オープンに先立って、20日、地元住民を招いてのオープン前イベントが現地で開かれました。

周辺区間はこれまで、およそ80キロにわたって休憩施設がない「魔のトイレ空白区間」でした。

埼玉方面に向かう内回りの県内の休憩施設は稲敷市の江戸崎パーキングエリアから、埼玉県久喜市の菖蒲パーキングエリアまでありませんでしたが、坂東パーキングエリアのオープンで「トイレ空白区間」は解消されます。坂東市にある施設には、トイレのほか、太陽光パネル、ドライミストが設置され、環境に配慮した構造となっています。売店やフードコートはありませんが、坂東市は、買い物や食事ができる休憩施設と公園を一体化した「ハイウェイ・オアシス」を、隣接した場所にできるだけ早い時期に整備します。施設は「防災」「観光」「地域連携」の拠点に位置付けられています。

坂東パーキングエリアは23日正午から、24時間利用できるようになります。外回りのパーキングエリアについては、トイレだけでなく、買い物ができる設備も設置される計画で、圏央道の4車線化に合わせた来年から再来年にかけて整備されます。