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2024年04月15日(月曜日)

茨城県の輸出が過去最高、初の輸出超過 鹿島税関支署

茨城県の貿易による去年(2023年)の輸出額が過去最高を記録し3年連続だったうえ、はじめて輸出超過になったことが横浜税関鹿島税関支署のまとめでわかりました。

鹿島税関支署の資料によりますと、茨城県内から去年、海外に輸出された額はおよそ2兆4600億円で、前の年(2022年)に比べ26%増加し、過去最高となりました。輸出が増加した主な要因は日立・常陸那珂港から輸出されたアメリカ向けが好調だったためで、自動車が43%、建設用・鉱山用機械も28%前の年より伸びました。また、国全体では輸入超過ですが、茨城県からの輸出額は1979年の統計開始以来初めて輸入額より多かったことが分かりました。

鹿島税関支署では、ここ数年の動きとして「半導体不足が徐々に解消している。北関東の高速道路網が発達して京浜工業地帯よりも茨城県の港の方が利用しやすくなっている。物流がシフトしているのではないか」などと話しています。

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