ニュース
2024年04月12日(金曜日)
知事、鹿島セントラルH譲渡を引き受ける フォートレス社に誘客などの期待感
県の出資法人が運営する神栖市の鹿島セントラルホテルがフォートレス・インベストメント・グループ・ジャパンに売却されることが事実上決定し、茨城県の大井川知事は、ゴルフによる誘客など地域発展の核になるとの期待感を示しました。
神栖市の鹿島セントラルホテルは、県の出資法人である鹿島都市開発が経営していますが、債務超過が続き、茨城県が5ヶ月間にわたってホテルの民間経営者を公募した結果、マイステイズ・ホテルを構成企業に持つフォートレス・インベストメント・グループ・ジャパンが最低価格22億円で優先交渉権を獲得し、秋の正式譲渡へ向けて条件面で大筋合意していました。
4月12日開いた定例会見で茨城県の大井川知事は「潮来市や大洗町にある旧かんぽの宿やつくばグランドホテルをともに亀の井ホテルにするなど全国で再生事業を展開する有望な事業者。」などとフォートレス社への評価を示しました。そのうえで、鹿島セントラルホテルについて、「10億規模のリニューアルやゴルフ場運営会社との連携で誘客など新しい付加価値を生み出してくれるのではないか地域発展の核になる」などと期待感を述べました。