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2024年04月10日(水曜日)

筑波大学と米ワシントン大学 AI分野におけるパートナーシップに合意

筑波大学は、アメリカのワシントン大学と、AI・人工知能分野の研究、人材育成、社会実装などを目的としたパートナーシップに合意しました。

筑波大学の広報局によりますと、パートナーシップの調印式は、岸田総理大臣が訪米する機会を捉えて、現地時間の4月9日午後3時から、日本時間の4月10日午前4時からアメリカ商務省で行われました。アメリカの首都・ワシントンで合意が発表されたあと、日本からは、盛山文部科学大臣らアメリカからはレモンド商務長官らが調印式に立ち会いました。現地で、10日の日米首脳会談で発表される共同声明では、AI・人工知能に関する日米の大学と企業による新たな連携の枠組みの一つとして筑波大学とワシントン大学の研究が盛り込まれる予定です。研究などの費用は、1億1000万ドル、日本円でおよそ165億円ということです。

調印式に出席した筑波大学の永田恭介学長は「AI分野のパートナーシップは日米の協力を先導していく重要なもので、我々の協力が、世界が直面する多くの地球規模の課題を解決するために重要な役割を果たしていくことを期待する」などとするコメント文を発表しました。

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