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2024年04月09日(火曜日)

笠間市、大地震被災の台湾をふるさと納税で

大地震で被災した台湾を支援しようと笠間市は、総務省のふるさと納税のサイトで復興支援金を募集しています。

笠間市は、震度6強を観測した震源地の東部・花蓮県から200キロ離れた台北に5年半前から現地事務所を構えています。栗の輸出や給食用パイナップルの輸入、農産物直売のノウハウの提供など笠間市は、茨城県内でも台湾とは繋がりの深いため、4月4日から市内3か所に募金箱を設置しています。それでも、募金するには距離が遠すぎる人や台湾と笠間市との繋がりを知る振込による市外からの寄付者を見据え笠間市では、寄付控除が可能ながら返礼品がない総務省のサイト「ふるさとチョイス」のシステムに参加することになりました。

笠間市企業誘致・移住推進課によりますと、「ふるさとチョイス」で進める笠間市による台湾復興支援金は1000円、5000円、1万円から選べるもので、スタートさせた4月5日から9日朝までにおよそ72万8000円の寄付が集まっています。笠間市では、総務省のふるさと納税のサイト「ふるさとチョイス」で復興支援金を募集するシステムを5月末まで運用する予定です。茨城県内では守谷市もこのシステムを採用しているということです。

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