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2024年04月04日(木曜日)
2023年度 茨城県内倒産 140件 増加傾向 負債総額300億円超え 大型倒産多く
2023年度の茨城県内の企業の倒産件数は前年度より21件増えて140件、負債総額は8年ぶりに300億を上回る320億5400万円でした。民間の信用調査会社「帝国データバンク」のまとめで分かったもので、10億以上の大型倒産が半数近くを占め、負債総額全体を押し上げています。
業種別では「小売り」業が35件で最も多く、増加が顕著でした。また、「県南」地区での倒産が51件と、最も多くなっています。コロナ禍による業績の落ち込みや物価高などの経営環境の厳しさなどから資金が調達できずに倒産する企業が多く見受けられました。
帝国データバンク水戸支店は「今年度も倒産件数は増加するのではないか」とコメントしました