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2024年04月01日(月曜日)

茨城県内で死者1人 小林製薬の紅麹サプリ問題

小林製薬の紅麹を使ったサプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題で、茨城県内でも1人が死亡したことがわかりました。

3月29日夜、記者会見した茨城県生活衛生課によりますと、小林製薬が発表した5人の死者に含まれているということです。大阪市から3月28日調査依頼があり確認作業を進めていました。死亡した人は、有害物質が含まれ大阪市が食品衛生法に基付き回収命令の対象にしている「紅麹」を含む製品を摂取しており、因果関係は、いまのところ、わかっていないということです。しかし、死因や接種期間、量などの詳細は、遺族の同意を得られていないとして茨城県は明らかにしていません。

小林製薬の紅麹を使ったサプリメントによる健康被害で死者が出たのは茨城県内では初めてで、一時入院や通院、経過観察に該当する人も男女あわせて3人います。茨城県では、健康被害がある場合は医療機関の受診や保健所への相談を呼びかけました。また、厚生労働省も、コールセンターやホームページを通じて回収対象商品の返品を呼びかけています。

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