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2024年04月01日(月曜日)
自民党県連定期大会 海野透会長新体制開始
自民党茨城県連の定期大会が開かれ、政治資金裏金問題からの信頼回復や党勢拡大など活動方針と海野透新会長ら役員改選を満場一致で承認しました。小美玉市にある四季文化館「みの~れ」で3月30日開かれた自民党の茨城県連大会には、県選出の国会議員や県議会議員、党員などあわせて600人あまりが出席しました。
海野新会長は、茨城県選出国会議員に関係者がいなくても裏金問題は他人事ではいけないとして、「県民に深くお詫びします。解体的出直しで信頼回復への取り組みを進める」と決意を述べました。
また、この大会をもって10年半にわたる茨城県連会長の任を勇退した梶山弘志・党本部幹事長代行は「言葉を並べるよりも行動や実行。もう一度、県民、国民の信頼を取り戻し、安定した政治で国の経済、外交・防衛を担う気概で取り組む」などとしました。大会では、茨城県内の党員5万人を目指すためには裏金問題への厳しい批判を受け止め不断の政治改革への決意を込めた宣言も採択されました。
県連大会終了後、海野新会長は、「党本部の車座協議会は待っていられない。地方から自民党の体制立て直し、信任の拡大につなげるのが任務・課題。4月中旬以降、地域の活動をいかに掘り起こせるかだと思う」などと新年度の方向性を語りました。白田信夫新幹事長は、「国民の信頼を受けられるよう、処分を含めて政治資金の裏金問題を早く解決してほしい」などと中央政界へ苦言を呈しました。戸井田和之新政調会長は、「一番は、県民が何を求めているか。どう政策に反映させるか。3月までに県議会で可決させた25件の議員提案条例の検証も必要」との考えも示しました。
役員任期は次の定期大会までの1年です。