ニュース
2024年03月29日(金曜日)
県立高校 校長公募選考試験 4月から2人副校長 IT未来と古河中等
茨城県教育庁は、2024年度の県立高等学校の公募による校長選考試験の結果について、974人が受験し、最終合格者は2人だと発表しました。IT未来高校と古河中等教育学校にそれぞれ配置され、2024年度は副校長として、2025年度から3年間校長として勤務する予定です。
IT未来高校に配置されるのは、辻武伺氏58歳です。PwCコンサルティング合同会社の社員で、自身が大学の研究室で学んだAI技術やIT企業で培ってきた知見を人材育成で活かしたいとコメントしています。また、古河中等教育学校に配置されるのは、NHK日本放送協会の職員、久米麻子氏51歳です。プロデューサーとして社会課題に向き合った経験を活かし、生徒たちが、自分にしかできないことがあるという自信と、社会は変えられるという確信をもって社会に出られるよう、教育に還元したいとコメントしています。
このほか、公募による高等学校校長は、今年度下妻第一高等学校・附属中学校の副校長だった、生井秀一氏は、2024年度から校長に昇任、鉾田第一高等学校・附属中学校の飯山美都子校長と竜ヶ崎第一高等学校・附属中学校の太田垣淳一校長は、任期を更新し、4月からも校長を続けます。一方、つくばサイエンス高校副校長の遊佐精一氏は、本人の申し出によって、3月31日付で依願退職となりました。