常総ナイン　初戦　日本航空石川戦　試合前の仕上

第96回選抜高校野球大会に出場している常総学院高校は3月22日、大阪市内の球場で、3月23日に控えた初戦に向け最後の仕上げの練習をしました。島田直也監督は「やっと始まる。チーム状態は良い」などと初戦への意気込みを示しました。

常総学院のナインは、22日午前9時から2時間の練習で日本航空石川の左右両方の投手を想定したセンター方向を意識したバッティングや連携プレー、ライン際のゴロの捌き方など攻守の最終確認をしました。

練習を終えたあと、島田直也監督は「先制点を取って有利に進めた方がラクで、ミスした方が負け。我々の野球を練習通り進める。エースの小林には普段通りのピッチングをしてもらいたい」などと話しました。先発が予想されるエースの小林芯汰投手は「直球など自分の持ち味を出したい。相手はどんどん振って来る打線なので慎重にコースを突きたい。完投・完封を目指す」などと自信をのぞかせました。若林佑真主将は「緊張するけど楽しんでやっていきたい。全力で正々堂々、茨城県のためにも石川県のためにも盛り上げていきたい」と語りました。

常総学院は、大会6日目となる3月23日の第一試合で能登半島地震で輪島市にあるキャンパスが被災した日本航空石川と対戦します。試合開始は午前9時の予定です。