常総ナイン　甲子園へ出発

阪神甲子園球場で3月18日開幕の選抜高校野球大会に出場する常総学院高校野球部のナインが、3月13日夕方、茨城空港から関西へ向けて出発しました。

空港では、出発式が開かれ、保護者や一般客などおよそ100人が見守るなか、ナインらは空港のスカイメイトから花束を贈られるなど祝福と激励を受けました。

出発式のなかで、若林佑真主将は「甲子園は練習してきたことを発揮する舞台。茨城県に素晴らしい試合を見せて元気を与えることが目標」などと抱負を述べました。ナインに対して、茨城県の橘川栄作営業統括官は能登半島地震で被災した初戦の相手・日本航空石川への若林主将による気遣いを褒めたうえで「相手の気持ちになって敬意を示しベストを尽くしてほしい」などと激励しました。出発式終了後、ロビーで取材に応じた常総学院野球部の島田直也監督は「沖縄の合宿で、守備、走塁、投手の整備など課題が出たのであと10日間で修正したい。8割以上は来ていると思う」などと自信をのぞかせました。　

第96回選抜高校野球大会は、3月18日に開幕し、常総学院は初戦、23日（土曜日）の第一試合で日本航空石川と対戦します。