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2024年03月11日(月曜日)
犠牲者を追悼 潮来市の寺 東日本大震災から13年
被災した地域では犠牲者を悼む行事などが行われています。潮来市の寺では、「花あかり」と名付けられた追悼行事で、1万輪の花で境内を彩りました。
潮音寺は39年前、潮来市の日の出地区に建立されました。東日本大震災で地区のほとんどが液状化現象に見舞われて、寺も本堂はそのまま残したものの、12棟は解体を余儀なくされました。
寺の復興には地元はもちろん、全国から支援が寄せられ、建物を順次再建していきました。境内には、津波で亡くなった宮城県石巻市立大川小学校の児童・教員を供養する地蔵が安置され、毎年3月11日には震災犠牲者の冥福を祈ってきました。