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2024年03月11日(月曜日)

行方不明者2520人に 震災13年、警察庁まとめ

警察庁は3月8日、東日本大震災発生から13年となるのを前に、被害状況を発表しました。2023年3月1日以降、新たに3人の身元がDNA型鑑定で特定され、行方不明者は2520人となりました。ただ3人は遺体の一部しか見つかっていないため、死者数には計上されず、死者は1万5900人で変わりませんでした。

行方不明者の内訳は宮城県が1213人と最も多く、岩手県1107人、福島県196人、他の3県で4人です。岩手県警は去年8月、震災後の11年に遺体の一部が見つかっていた県内3人の男女の身元が判明したと発表しました。

身元が分かっていない遺体は岩手が47人、宮城が6人の合わせて53人です。岩手、宮城、福島3県で身元を確認した遺体のうち65歳以上が56.5%で、90.4%が溺死でした。この1年間で遺体の捜索に当たった警察官は、延べ数で福島4275人、岩手129人、宮城127人です。(共同)

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