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2024年03月08日(金曜日)
去年茨城県内でロマンス・投資詐欺は115件 被害額は特殊詐欺超える
SNSをを使って、架空の投資話を持ちかける「SNS型投資詐欺」と、恋愛感情などを抱かせ、金銭を騙し取る「ロマンス詐欺」の去年1年間での茨城県内での認知件数は116件、被害額は13億円を超え、特殊詐欺事件の被害額のおよそ2・5倍となっている事が茨城県警の初の集計で分かりました。
県警によりますと、被害者の年齢層は認知件数全体の30%を越える36件で比較的経済力がある中年層50歳代となっています。また、偽の投資取引サイトに10回以上に渡って、合計1億2000万以上振り込んでしまう、1億円超えのケースもあるということです。やりとりには、SNS以外にマッチングアプリなども使用されるということです。被害者の9割が、金融機関での振り込みや口座間送金を利用して被害に遭っていることから、県警は、金融業者と連携して被害防止対策を推進するとともに、接触ツールとなっているSNS上でのパトロールを強化するとしています。