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2024年03月08日(金曜日)

IT短大で情報漏洩・聞き取り調査で発覚 在校生など776人の個人情報が閲覧可能に

水戸市にある産業技術短期大学校、通称「IT短大」で、およそ1年間に渡り、卒業生と在校生あわせて776人の氏名や就職先といった個人情報が学内の共用サーバーで、閲覧可能になっていたことがわかりました。

IT短大では2月、職員がチャットに生徒を揶揄する不適切な書き込みを行い、ほかの在校生からも書き込みが閲覧可能な状態となった情報漏洩があり、再発防止策として、聞き取り調査し、発覚しました。

茨城県によりますと、70代の男性職員が、学生管理情報データファイルを、間違って共用ファイルに保存してしまったため、去年4月から今年2月までのあいだ、おととしまでの17年間にIT短大に入学した776人の個人情報について、在校生が閲覧可能な状態になっていました。他にも、おととし4月からの1年間で学生の履歴書の漏洩などがあったことも確認したということです。

県は、情報漏洩の対象となった在校生に謝罪文を送るほか、個人情報の管理状況を総点検し、適正管理の徹底で再発防止を図る方針です。

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