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2024年03月06日(水曜日)
土浦市、 高校生ら自転車ヘルメット購入に補助
人身交通事故に遭った人に自転車用ヘルメットの非着用率が高いことから、土浦市は、高校生と65才以上の人を対象に、新品を購入した場合に限り上限2000円で購入金額の50%分を補助することになりました。同様の制度は、茨城県内で7自治体目になるということです。
土浦市生活安全課によりますと、市内で、去年(2023年)の1月から10月までに人身事故に遭った自転車乗車中の死傷者は68人でした。このうち、努力義務とされているヘルメットを着用していなかった人は58人で、率にして85%だったということです。特に、20才未満が30人、65才以上が14人と顕著だったということです。
これらのことから、土浦市では、高校生と65才以上の人を対象に、新品を購入した場合に限り上限2000円で購入金額の50%分を補助することになりました。土浦市内には高校が公立、私立あわせて9校あり、市内に在住する高校生はおよそ3700人いるとみられますが、中古品を購入した場合や土浦市内の学校に通う市外在住の高校生はいずれも補助の対象外ということです。