ひたちなか市の新年度当初予算　一般会計 過去最大607億　市政30周年記念事業も

ひたちなか市の新年度の当初予算案は一般会計の規模で、今年度を18億3300万円上回る607億1300万円となり、過去最大の規模となることがわかりました。児童手当、障害者給付に充てる扶助費の増加や、物価の高騰、人件費の上昇などが主な要因で特別会計などを合わせた総額も過去最大の1088億856万円です。

主な事業では、ひたちなか市誕生30周年を記念する事業におよそ5500万円を盛り込んでいます。４月に開催予定のプロ野球セントラルリーグの公式戦、国営ひたち海浜公園で5年振りの開催が予定される「ロック・イン・ジャパンフェスティバル」など、39の事業が対象です。また、新中央図書館の設計などの整備事業には7466万円。2030年度の完成を目指すひたちなか市役所の新しい庁舎の基本計画策定費用として、1330万円を計上するなど、再来年度以降、本格化を迎える事業にも対応しています。