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2024年02月29日(木曜日)
百貨店元社長を追起訴 詐欺罪で立件総額2億円超
水戸地検は2月28日、国の新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金およそ1億3500万円をだまし取ったとする詐欺罪で、水戸京成百貨店の元社長斎藤貢容疑者66歳を追起訴しました。片岡卓也前総務部長58歳も在宅で追起訴しました。立件総額は合わせておよそ2億6800万円になりました。
起訴状によりますと、2人は百貨店従業員延べ289人について、2020年5月から7月までの休業日数を水増しした虚偽の申請書を茨城労働局へ提出し、助成金をだまし取ったとしています。地検は認否を明らかにしていません。
地検は2月7日、同様の手法で2020年4月から5月までの休業日数を水増しして助成金を不正受給したとして斎藤被告を起訴、片岡被告は在宅起訴していました。(共同)