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2024年02月27日(火曜日)

2021年度 県民ひとりあたり所得1割増

県内の1年間の経済活動の実態をとらえた「県民経済計算」で、2021年度は、前の年度にくらべ県民ひとりあたりの所得が9.6%県内総生産が5.7%それぞれ増加し、実質経済成長率も3年ぶりにプラスとなったことがわかりました。

県統計課では、「コロナ禍2年度目で海外を含め景気が回復し、設備投資の需要が戻った結果」とみています。2021年度の「県内経済計算」で県民ひとりあたりの県民所得は、343万8000円で新型コロナが発生した2020年度にくらべ額にして30万2000円、率にして9.6%上回っていました。県内総生産も14兆5391億円と2020年度にくらべ5.7%増加しました。実質経済成長率は6・6%でした。国の統計が出揃って調べたところ、実質経済成長率は、国の数字を3・8ポイント上回っていました。特に、製造業の建設機械や工作機械、鉄鋼次いで建設業の増加が影響しました。県統計課の担当者は、「検証まではしていないが、企業誘致の効果が出ているのではないかと推察する」と話しています。

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