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2024年02月14日(水曜日)

教諭死亡、1億円賠償命令 古河市に、地裁支部

2017年に古河市の市立中学校の男性教諭当時47歳が自殺したのは長時間労働などが原因として、遺族が市におよそ1億1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、水戸地裁下妻支部は2月14日、市におよそ1億円の支払いを命じました。

訴状などによりますと、男性は2013年に中学校に赴任して以降、部活動の指導や他の教諭のフォローで業務量が増えて長時間労働となり「職員室に行くのが怖い」などと口にするようになりました。2017年2月、路上に止めた車内で一酸化炭素中毒で死亡しました。遺族は、男性が長時間労働や別の教諭とのトラブルなどでうつ病の症状が出て、死亡につながったと主張していました。(共同)

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