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2024年02月05日(月曜日)

災害時支援「社協も力を」 水戸でフォーラム 石川の現状報告

能登半島地震への対応が続く中、「ボランティア・市民活動フォーラム」が1月31日、水戸市の水戸市民会館で行われました。茨城県社会福祉協議会が主催し、石川県内の被災地で支援に当たった茨城県社会福祉協議会職員の報告もあり、市町村社協の職員らが有効な支援の在り方を考えました。

石川県内各地でボランティアセンターの設立作業などに携わった茨城県社協の中村英一部長が現地での活動を報告しました。続いて、石川県穴水町で避難所運営の支援などを行っている名古屋市のNPO法人「レスキューストックヤード」代表理事の栗田暢之さんがオンラインで講演しました。広範囲で断水が続く被災地で仮設トイレが増え始めたのは発災から1週間後ですが、十分ではなく、支援する避難所の食事もパンなど炭水化物が中心ということです。そして、災害ボランティアのプロと、一般ボランティアの役割をすみ分けるなど、個々の被災者の事情に応じて再建を支援する「災害ケースマネジメント」の重要性も強調し、市町村社会福祉協議会の有効な支援の力にも期待していました。長期的な支援が想定される中、さらなる「ケースマネジメント」が求められています。

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