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2024年02月01日(木曜日)

つくば市 県内高校限定の遠距離通学補助へ

つくば市は、県内の高校へ遠距離通学する生徒に対し新年度(2024年度)から、支援金を出すことになりました。茨城県内では珍しい施策ということです。

要件は、路線バスや鉄道など公共交通機関を使って通学する場合はその定期代が年間10万円を超える人に年間3万円を支援するほか、片道6キロ以上、自転車で遠距離通学する人にも年間1万円を支給するということです。

つくば市内では、ここ数年、高校について通学者数に定員が足りない不均衡から市外など遠距離通学を強いられることが問題となっています。つくば市の五十嵐立青市長は、主旨について、2月1日開いた定例会見で「要望があり公共交通機関の利用促進や負担軽減に繋がれば」などとし、「県立高校新設の要望を諦めたのか」や「移住定住向けのプロモーションか」との一部記者の問いには否定しました。

つくば市教育総務課では、あわせておよそ6000人を想定し、関連経費を含めた1億6100万円あまりの予算案を2月13日に開会するつくば市議会第1回定例会に提案します。 

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