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2024年01月31日(水曜日)
茨城県、植物園のリニューアル概要を正式発表
(資料:茨城県提供)
およそ30億円を投じて来年(2025年)4月にリニューアルする那珂市の茨城県植物園について、茨城県は、1月31日、新しいリゾートへ再生さ「日本初の泊まれる体験型植物園」をコンセプトにすることになりました。これは、大井川知事が、定例記者会見で正式に発表したものです。
茨城県植物園は、老朽化や類似施設が台頭する影響で、利用者が、1995年度の23万8000人をピークに、昨年度(2022年度)は、5万6000人まで落ち込みました。茨城県では、より集客が見込める施設への改修を目指して、今年度(2023年度)、8800万円で基本設計を進め、隣接する「県民の森」の一部を合わせた一体的な再整備を目指しています。
県のリニューアル基本計画によりますと、アドベンチャーやマウンテンバイク、芝滑りなどの体験できる部分や、コテージやグランピングなどの宿泊施設、そして、バーベキューやレストラン温浴施設を加えるなど緑の自然が観察できる機能を活かしながら滞在時間を延長させ採算性向上につなげたいとしています。一方、道を大きく隔てた近隣の「きのこ博士館」は、今回リニューアルの対象になっていませんが、大井川知事は、活性化・利活用の見直しを進めていきたいとしています。