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2024年01月30日(火曜日)

災害情報の伝達方法議論 気象台  水戸市で報道機関懇

災害情報の伝達方法などについて、気象台とメディアが意見交換する「報道機関と気象台との懇談会」が1月23日、水戸市の水戸地方気象台でありました。

災害では、逃げ遅れによって多数の人的被害が出ることがあり、気象情報を伝える際のデータの状況のほか、有効な情報提供の在り方について話し合うため、水戸地方気象台が報道機関に呼び掛けて開きました。水戸地方気象台、報道機関の関係者らが参加しました。温暖化と言うとまず「気温の上昇」に注目が集まりますが、近年の温暖化によって地球全体で蓄積された熱の多くを海が吸収しているとされるほど、海が重要なカギを握っているといわれる中、海面水温というデータについて担当者が紹介しました。続いて、気象台の別の担当者が、災害発生の危険を事前に知り、避難の判断に役に立つという、気象庁の「キキクル・危険度分布」を紹介しました。

意見交換ではメディア側から「問い合わせた時に災害情報を提供してほしい」などの声が上がっていました。今後も検討が進みます。

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