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2024年01月30日(火曜日)

一部のAMラジオが休止 2月1日から、影響検証で

全国で47ある民間AMラジオ事業者のうち、LuckyFM茨城放送など13社が2月1日から来年1月31日の期間内に放送を一時休止します。AMの維持費負担が重くなる中、より低コストのFMへの転換などを検討する上で、聴取者への影響を検証するのが狙いです。休止する期間やエリアは事業者によって異なります。

AMは電波が遠くまで届くが建物内では聞こえにくく、大規模な放送設備が必要です。一方、FMは電波の到達範囲は狭いものの、AMに比べて簡易な設備で放送できます。インターネットラジオの普及などでラジオ局の経営は厳しく、AMを廃止する動きが加速しています。

総務省は去年11月の放送免許更新に合わせて、休止を希望する事業者に対して地域住民への周知などを要件に特例として認めました。休止期間中は、FMによる補完放送ワイドFMやネット配信サービスなど代替手段を講じる必要があります。今回の検証結果を踏まえ、各事業者がAM廃止やFM転換について検討を進めます。一方、NHKは今回の特例措置の対象外で、引き続きAMを聞くことができます。(共同)

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