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2024年01月16日(火曜日)

取手のいじめ自殺で処分違法の判決 「県の主張が認められず遺憾」教育長

9年前に取手市の女子中学生が自殺し当時の担任の懲戒処分を巡る裁判で、水戸地方裁判所が県に対し処分の取り消しを命じたことについて、茨城県の森作宜民教育長は「県としての主張が認められなかったことは遺憾に思う。代理人弁護士と相談し今後の対応を検討したい」と述べました。

この裁判で県は、教諭が適切な対応を取らなかったことがいじめを助長したと指摘し、信用を失墜させることは懲戒理由に当たるとしていました。一方、水戸地方裁判所の三上乃理子裁判長は懲戒理由に当たるほど不適切な指導とは言えない」などと指摘し、県に対し懲戒処分を取り消すように命じました。

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