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能登半島地震の被災地 個人や一般ボランティアの受け入れ 開始は2月になるとの見通し 石川氏
能登半島地震の被災地支援について、茨城県選出の石川デジタル担当副大臣は5日、現在は受け入れ困難な個人や一般ボランティアの石川県への受け入れ開始が2月になるとの見通しを示しました。東海村で5日に開かれた、賀詞交換会の来賓挨拶で述べました。石川氏によると、地震で被害を受けた能登地方など石川県は道路の状態が悪く、現地全体の安全も確認されていません。一般の車両が混在することで人命救助や復旧作業に支障が出ることが想定され、災害対策の車両や、避難所に医療支援に向かう車両などを優先して通行させています。ボランティアが現地入りを希望したり、個人が救援物資を送っても振り分けができないため、人員確保の観点から受け入れが困難な状況です。このため、企業を含めた団体単位でのまとまった量の支援物資に限っています。来賓挨拶のあと取材に応じた石川氏は、個人や一般ボランティアの受け入れができるようになるメドについて「あと1か月くらいかかるのではないか」などと述べ、2月からになるとの見通しを
示しました。