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2023年12月25日(月曜日)

特別支援学校でeスポーツ大会 オンライン対戦 視線入力で

茨城県内の3つの特別支援学校をオンラインで結んだeスポーツ大会が行われ、視線でパソコンを操作する訓練用アプリで児童生徒がお互いの親睦を深めました。

県立の下妻特別支援学校、つくば特別支援学校、水戸特別支援学校に通う児童生徒60人は、障がいが重くても、視線をパソコンのマウスのように使う「視線入力」の技術を活用し、キャンバスで、より多くの面を塗っていく「対戦ぬりえ」で競いあいました。

「Eye Mot 3DX対戦」というアプリを使って1分間の制限時間内に色を塗った面積が広い人が勝利します。学校対抗で勝負し、今年は水戸特別支援学校が優勝しました。

重い障がいのある子どもたちは移動が困難ですが、関係者は多くの人とつながり、意思表示を確認できる効果を確認していました。今回は、下妻特別支援学校の創立50周年記念事業の一環で企画され、eスポーツを通し学校同士が交流するのは初めてです。

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