砂利会社従業員を略式起訴　船の検査証書なく、無免許

土浦区検は12月21日までに、船舶検査証書を受けていない小型船舶を、免許を持つ操縦士を乗船させずに霞ケ浦で航行させたなどとして、船舶職員および小型船舶操縦者法違反などの罪で、阿見町の砂利採取・販売会社の従業員2人を略式起訴しました。

起訴状によりますと、今年1月30日午前6時45分ごろ、阿見町の霞ヶ浦で、小型船舶操縦免許を持つ操縦士が乗船しないままで、船舶検査証書と臨時航行許可証を受けていない小型船舶を航行させたなどとしています。

県警は法人としての会社や代表取締役も3月に書類送検していましたが不起訴処分としました。理由は明らかにしていません。去年、北海道・知床半島沖で起きた観光船沈没事故を受け、県警が取り締まりを強化していました。（共同）