観覧車から「辰」の地上絵 ひたち海浜公園

ひたちなか市の国営ひたち海浜公園が、コキアや松ぼっくりなどを使い、来年の干支「辰」にちなんだ竜の地上絵を公開しています。

「人々の願いをかなえるため、天から舞い降りる竜」がテーマで、園内にある大観覧車からは縦およそ30メートル、横およそ36メートルの絵の全貌を見ることができます。公演の管理センターは「観覧車に乗って、見る角度によって変わる表情を楽しんでほしい」としています。国営ひたち海浜公園の地上絵は今年で15回目です。担当者によりますと、今月行われた製作体験には親子連れなど263人が参加し、紅葉シーズンが終わったおよそ600本のコキアで体を、およそ2万個の松ぼっくりで背びれや影を表現しました。

東京都内から息子と訪れた会社員の女性は「舞い上がる様子が迫力満点だった。来年は竜のように上を目指して頑張りたい」と頬を緩めました。

この地上絵は、来年1月8日まで公開されます。（共同）