ニュース
恒例 水戸芸術館広場で300人が 「第九」演奏 4年ぶり まちなかに響く
水戸市の水戸芸術館広場で17日、恒例の「第九」の演奏会が開かれ、4年ぶりでまちなかに「第九」の合唱が響き渡りました。
水戸芸術館広場の「第九」演奏会は1999年に始まり、今回で20回目です。参加した市民らで構成する合唱メンバーはコロナ禍前よりも100人減ったものの、300人ほどで演奏しました。
水戸のまちなかに「第九」の声がひびきわたるは4年ぶりです。合唱メンバーのほとんどは、マスクなしで歌いました。91歳の男性は「音楽大好きです。これからもすべてが安全になることを期待します」と語りました。
指揮をした、茨城県合唱連盟の打越孝裕理事長は「ベートーベンが第9に込めた思いは平和への祈り。(世界平和へ)歌うことしかできないが、続けていきたい」と話しました。
会場には合唱メンバーの家族や友人がかけつけ「(4年前から)3年のブランクがあって心配したがよく歌えてほっとしました」「よく歌えていました。これからもぜひ続けてほしい」などと話し、それぞれが歌声に感動した様子を見せていました。