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いばらき農の6次化コンテスト 金賞は2点 「ぶどうジュース」「焼き芋」
県内産の農作物を使った「6次産業化」商品の付加価値を高めようと、「いばらき農の6次化商品コンテスト」が開かれ、審査の結果、金賞にブランドぶどう「常陸青龍」を使ったジュースと、さつまいもを使った焼き芋が選ばれました。コンテストは、県農業総合センターが儲かる農業の実現を目的に主催していて、今年で4回目の開催です。今年は茨城県産のさつまいも、栗、ぶどう、豆、ブルーベリー、福来(ふくれ)みかんを使ったお菓子やアイスクリームなど合わせて12点がエントリーしました。
審査員は、食味や包装デザイン、価格設定などを総合的に審査し、常陸太田市の武藤観光農園が開発したブランドぶどう「常陸青龍」を使ったジュースと、ひたちなか市の住谷公商店が開発した「焼いも蜜ちゃん」の2点を金賞に選びました。
武藤観光農園の武藤翔平さんは「まさか金賞を受賞できると思っておらず、評価を受けることができて良かった。ぶどうジュースで「常陸青龍」で知ってもらったと思うので、これからはぶどうを食べてもらいたいのが本音」と喜びを語りました。
住谷公商店は2年連続の金賞受賞です。代表取締役の住谷まさ美さんは「SDGSの「もったいない」をテーマに新たな商品を検討している。来年も頑張ることができるよう続けたい」と話していました。
このほか、4点は特別賞に選ばれました。コンテストで金賞と特別賞に選ばれた商品は来年2月、東京銀座のアンテナショップ「イバラキセンス」でのPR販売が予定されています。