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2023年12月15日(金曜日)

中国籍元研究員、無罪主張 産総研データ漏えい事件

つくば市の国立研究開発法人「産業技術総合研究所」の研究データ漏えい事件で、不正競争防止法違反・営業秘密開示の罪に問われた中国籍で元上級主任研究員の権恒道被告60歳は12月15日、東京地裁の初公判で無罪を主張しました。
起訴状などによりますと、上級主任研究員として営業秘密の管理を担っていた2018年4月13日、フッ素化合物の合成技術に関する研究データを産総研のアドレスから中国・北京の化学製品製造企業にメールで送信したとしています。
捜査関係者や中国側のウェブサイトによりますと、権被告は2002年に産総研で雇用された後、中国人民解放軍と結びつきが深く「国防7子」と呼ばれる北京理工大学でも教職として働き、学生を指導していました。(共同)

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