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2023年12月15日(金曜日)

茨城県医師会「インフルとコロナ同時流行に注意」

茨城県医師会の鈴木邦彦会長は12月15日行われた記者会見で「今年はインフルエンザと新型コロナの同時流行に備えてほしい」と呼びかけました。

県内では12月4日からの1週間に定点医療機関でインフルエンザと診断された人が32.07人となり、前の週と比べて10ポイント以上高くなっています。また、茨城県は14日、5シーズンぶりに警報基準値の30を超えたとして、県内全域にインフルエンザの流行警報を出しています。

県医師会によりますと、県内の保育園、幼稚園、こども園、小中学校、高校、特別支援学校のうち、インフルエンザで学級閉鎖になっているのは12月12日時点で200クラスです。一方、新型コロナに関しては、学級閉鎖は1クラスですが、定点あたりの報告数は4.65人で前の週と比べて1.5倍増えています。

県医師会の鈴木邦彦会長は、インフルエンザも新型コロナも、基本的な感染症対策は同じであることから、「手洗いや換気を徹底し、同時流行に備えてほしい」と呼びかけました。

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