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2023年12月14日(木曜日)

茨城県、イノシシ捕獲の体制を県南、県西に拡大

イノシシの出没が相次ぎ、分布が拡大していることから茨城県は、仕掛けたワナに対する補助金を県南地区や県西地区でも交付し、範囲を拡大することになりました。

人や農作物に甚大な被害を及ぼすイノシシ。ここ5年、茨城県内のイノシシの捕獲数は4割減っている一方、昨年度は、常総市や牛久市でもイノシシの姿が確認されていました。県は、県北地区だけでなく、県南地区・県西地区に分布が拡大しつつあると判断し、今シーズン、 狩猟が解禁された先月中旬から、捕獲を強化する範囲を拡大しました。

イノシシの駆除の多くは、国の政策のもと、狩猟の愛好者たちが行っていますが、県南地区や県西地区には、駆除が活発でない自治体もあり、県は、仕掛けたワナへの補助金の交付を調整し、食品残渣の除去や下草の刈り取りなどノウハウなども提供します。

今シーズン、イノシシの被害は11月30日笠間市で発生し、2人にケガをさせ逃げています。

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