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2023年12月13日(水曜日)

水稲品種「にじのきらめき」来年から全県へ

暑さに強い水稲の品種について、茨城県は、来年度(2024年度)以降、粒が大きくて食味が良い品種「にじのきらめき」を全県奨励品種に格上げすることになりました。

これは、12月13日開かれた県議会本会議で、県の上野昌文農林水産部長が、いばらき自民党・水柿一俊議員の一般質問に答弁したものです。「にじのきらめき」は、つくば市にある国の研究機関「農研機構」が育成した品種で茨城県は県西部を中心におととし(2021)年から稲作農家に推奨しています。

県産地振興課によりますと、茨城県内の今年度(2023年度)の水稲は、夏の猛暑の影響で白い未熟な粒が多かったため、見た目の評価が最も高いとされる1等米の比率が、10月末の速報値で、例年と比べ24ポイント低い55.9%でした。

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