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2023年12月11日(月曜日)

水戸市を世界に発信 効果に期待  G7内務安全担当大臣会合が閉幕

G7内務安全担当大臣会合は、欧米でも被害が問題となっている特殊詐欺への対応や、ウクライナへの治安分野での支援に向けた共同声明を採択し、12月10日、閉幕しました。

各国の代表団や日本政府の関係者など、多くの人々が参加しました。地域経済の冷え込みや、アフターコロナ後の地域振興に向けた効果について、またとない機会でした。松村国家公安委員長は12月10日の記者会見で、水戸市民のおもてなしについて「会場も大変素晴らしく、地元のホスピタリティ、おもてなしに感動した。私だけではなく、各大臣の皆さんも口々にそう言っていた」と述べました。

特に今回の会合では、中学生たちが、安全・安心な未来に向け、役割を果たすことを誓った「子どもサミット宣言書」を、松村国家公安委員長に手渡しました。松村国家公安委員長は「発表した子どもたちは十数名だったが、このG7の会合を機に自分たちの身の回りの安心安全を考え、議論したことは大変な意義がある」と述べました。

3日間の日程を終え、地元水戸市内からは今回の会合が、中心市街地復活の引き金になればと期待感が寄せられました。市民からは「認知度が最低といわれる茨城だが、 知事が英語で挨拶しているニュースを聞き、こうした仕掛けで水戸も盛り上がっていってくれるといい。G7で使われたレストランが全国から注目が集まり、お客さんが増える。そのお客さんが近隣の店にも行くようになるといい。」このように話していました。

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