ニュース
養殖マサバ 15日初出荷報告 県立海洋高
ひたちなか市の那珂湊漁港に設けられたいけすで、マサバの養殖に取り組んできた県立海洋高校の生徒や関係者が7日、大井川知事を表敬訪問し、15日の養殖マサバの初出荷を報告しました。
養殖マサバは、県が資源量や気候変動に影響されにくい対応を進めるため、那珂湊漁港でICT・情報通信技術を活用した養殖の実証実験を進めたものです。海洋高校では、水産クラブの部員がいけすの管理を担当していて、実装段階での高品質なマサバの安定供給が期待されています。7日は水産クラブの部員が朝水揚げしたマサバを知事に贈呈し、マサバの管理や味わいを説明した上で、「重くて運ぶのが大変だったが、マサバが大きく育ってやりがいを感じた」と述べました。
大井川知事は「地元の活性化にもつあがるし、茨城県のイメージアップにもつながる。協力をいただきながら、事業を大きく育てて」と話しました。水産クラブを指導する高橋剛教諭は「生徒達のあいだはこんなに大きく育ったんだという思いが一番。そこが何よりだと思う」と語りました。
15日は「いばらきの地魚取扱店」のうち、希望する26店舗に500匹を提供します。