茨城県立中入試　登録未了続出　受付期間延長へ

茨城県教育委員会は12月4日、茨城県立の中学と中等教育学校入試のweb出願システムで、111人の受験予定者がシステムに登録できていなかったなどとして、出願の受付期間を1週間延長すると発表しました。

県立中学と中等教育学校の入試には今年度、web出願のシステムが導入され、web上で情報を登録して印刷した紙を小学校が発行する調査書とともに志望校に出願するシステムに変更しました。しかし、3日現在、111人の受験予定者の願書が登録できていない状態で提出されていました。具体的には、登録番号が記載されない状態のまま願書を印刷したり、願書の空欄をすべて手書きにしたりして提出され、登録が完了できていないということです。原因については「無効になる要件についての警告が細かく記されていなかった」などと説明し、周知の不足を理由に挙げています。

このため、志願者情報のweb入力の締め切りを12月8日正午まで、出願の受付を12月11日の消印有効まで延長するということです。