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2023年11月29日(水曜日)

水戸市民会館 52万3000人以上来館 「順調な稼働率」

今年7月に水戸市泉町にオープンした水戸市民会館は、11月15日時点で52万3000人以上が来館し、目標である年間来場者数60万人を、オープンから半年で達成する見込みであることがわかりました。

水戸市の高橋靖市長によりますと、著名アーティストのコンサートや市民の文化活動の発表の場、また、大規模コンベンションの開催地として利用されていて、全国各地から想定を上回る来館者に利用してもらい、「順調な稼働率」だとしています。市民会館を建設するうえでの目標である「中心市街地の活性化」に関しては、夕方に高校生などがフリースペースで勉強をしたり活動したりしている様子が見られるとして、若い世代の居場所を確保できているのではないかと振り返りました。

一方で、市民会館周辺の大工町などに来館者を回遊してもらうための「賑わい創出」の取り組みに関してはまだ工夫の余地があると述べました。髙橋市長は「市民会館での大型イベントに合わせて商店街の営業時間を延ばすなど、飲食店や民間企業との連携が必須だ」として協力を求めています。

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