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2023年11月29日(水曜日)
村井将重議員、当選無効を不服で、高裁控訴
龍ケ崎市議会の村井将重議員が4月に行われた選挙の当選を無効とした県選挙管理委員会の裁定を不服として東京高等裁判所に控訴したことがわかりました。控訴は、11月20日付です。
村井議員は47才で4月23日に行われた龍ケ崎市長選挙で日本維新の会公認で初当選しましたが、次点で落選した元職・藤木妙子氏70才の異議申し立てを受けた再審査で投票3か月前の市内の居住実態がなかったとして、県選挙管理委員会が、10月13日、村井氏の当選を無効とする裁決を下していました。
公選法で立候補要件のひとつとされる投票3か月前の龍ケ崎市内の居住実態について、県選挙管理委員会が「生活必需品を購入したレシート類や関連書類などがなく、また、妻子の住む東京都内の1月の住居の電気、ガス使用量が前の年度に比べて増加していること」を考慮すれば、村井氏の生活の本拠が龍ケ崎市内にはなく東京都内にあったと考えることが相当と裁決していました。
関係者によりますと、村井氏は、投票の3か月前から居住しており、県選管の裁定を不服として東京高裁へ控訴しました。