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2023年11月24日(金曜日)

乗務員不足で路線バス減便  関東鉄道が来月から 守谷、つくば中央など

乗務員不足が続いている関東鉄道が、12月から茨城県南部の32の路線でバスを減便すると発表しました。新型コロナの流行時にも乗務員の採用は続けてきましたが、深刻な乗務員不足の解消にはつながらなかったということです。このため、12月から、守谷営業所、つくば中央営業所、土浦営業所、竜ケ崎営業所の路線バスの一部、あわせて32の路線で減便します。平日には総便数の8・5%が、土日祝日は総便数の6・1%が減便となります。

関東鉄道は今年からさらに、乗務員の、手取り額が増えるように新たな賃金制度を導入したり、入社祝い金を支給したりとさまざまな求人策に取り組みましたが、来年4月から、乗務員であるドライバーの労働時間に上限が設けられることから、減便に踏み切りました。更なるダイヤ見直しも懸念されますが、関東鉄道では未定としています。

路線バスの減便は、ドライバー不足が決定的な理由となっていて、これは関東鉄道だけでなく、茨城交通など、茨城県内のほかのバス会社にも共通するということです。

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