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2023年11月22日(水曜日)

阿見町 10月30日に人口5万人達成

阿見町は、市制施行に必要な人口5万人を10月30日に達成したと正式に発表しました。

県が11月22日発表した「茨城県常住人口調査」によりますと、11月1日現在の阿見町の人口は5万0014人で町では、5万人の達成日を10月30日と割り出し、庁舎で、22日午後、千葉繁町長の号令で懸垂幕を掲げました。

阿見町内では、ここ数年、土浦市に接しJR常磐線「ひたちの牛久」駅から東京方面への新たな通勤圏内である「荒川本郷」や、プレミアムアウトレットがある圏央道「阿見東」インター周辺の吉原地区の、2か所で住宅開発や商工業・流通業の誘致が進んでいます。

阿見町広報戦略室によりますと、18才以下の医療費やランドセル、給食費を補助するなど子育て環境や駅や病院への利便性を意識したまちづくりを続け、2021年冬に4万9000人だった人口はここ2年間で1000人増加しました。役場周辺を歩いていた30代の女性は「子育てしやすいが、人口密集地の近くに学校があった方が良い。市になって住民サービスが良くなればありがたい。」、50代男女の夫婦は「働き手や工場が増えて人口の増加が目に見えてわかった。5万人到達は、嬉しい反面、税金が上がるのではないか」と複雑な感想を漏らしました。

阿見町が市に移行すると、福祉事務所が設置されるほか都会的なイメージを打ち出せるなどメリットがあるということです。阿見町では、「正式には2025年度の国勢調査を見てから市制移行について県や国と協議する。」としています。

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