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2023年11月22日(水曜日)

W杯効果、B1に波及 観客動員の更新相次ぐ

バスケットボール男子Bリーグ1部・B1の観客動員が好調です。10月のシーズン開幕以来、多くの会場がファンで埋まり、昨シーズンもB1だったクラブのうち茨城など11球団が今シーズン、レギュラーシーズンの主催試合の最多入場者数を更新し、日本がパリオリンピック出場権を獲得した夏のワールドカップの盛り上がりが国内リーグにも波及しています。特に目立つのが日本代表選手が出場した試合の盛況ぶりです。

リーグの島田慎二チェアマンは11月7日の理事会後、各クラブの集客努力に加え「W杯の影響は明らかに数字に反映している」と指摘し、「10月いっぱいを見ても注目度が高い開幕戦のレベルを維持している。過去にない継続性が見られることはポジティブ」とバスケ人気の定着に手応えを示しました。

今シーズンのB1全クラブの平均入場者数は11月5日時点で4398人で、昨シーズンの3469人を大きく上回ります。2026年に創設される新たなトップカテゴリー「Bリーグ・プレミア」の参入条件である「平均入場者数4千人」をクリアしたのは昨シーズンは5クラブでしたが、今シーズンは5日時点でB1の18クラブとB2のA千葉、越谷が平均4千人を超えています。

リーグ全体の観客数は昨シーズンはおよそ320万人です。島田氏は今の勢いを維持すれば「場合によっては400万人近くまで行く可能性を秘めている」と展望を描きました。(共同)

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